【コナン】ラムの正体は?脇田兼則の登場回はいつ?伏線回収の真相も解説!

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【コナン】ラムの正体は?脇田兼則の登場回はいつ?伏線回収の真相も解説!

名探偵コナンでは長年謎とされてきた黒ずくめの組織のナンバー2といわれているラムがおり、その正体については黒田兵衛・若狭留美・脇田兼則の三候補で物語を大きく揺さぶっていました。

様々な読者による考察があった中でついに明かされた名探偵コナンのラムの正体について、脇田兼則が登場した回や物語に散りばめられていた伏線などをもとにわかりやすく解説していきたいと思います。

目次

名探偵コナンのラムの正体は?

名探偵コナンのラムの正体は原作でも後半の重要エピソードとして描かれています。そしてラムの候補として上がっていた3人のうち、寿司職人として登場していた脇田兼則です。脇田兼則は表向きは軽妙な喋り方と、少し頼りない風貌を持つ庶民的なキャラクターとして登場します。しかし右目を覆う眼帯やコナンたちの推理に入り込む自然さなど、多くの伏線が積み重なり読者の間では、コナンのラムの正体は脇田兼則ではないかといわれていたそうです。

脇田兼則の登場回はいつ?

コナンのラムの正体が明かされたのは最近のエピソードで、脇田兼則はこれまでにいくつかのエピソードに登場しています。脇田兼則が初めて読者の前に姿を現したのは、95巻の「白い手の女」シリーズでアニメでは861話で登場します。毛利小五郎の行きつけであるいろは寿司に新しく修行にきた寿司職人として登場し、ラムの正体を示す初期伏線として眼帯や異常な観察力などがあげられました。

初登場回:95巻と96巻

脇田兼則が初めて登場したのは白い手の女というエピソード回で、眼帯やコナンへの関心の高さなどが読者に多くの違和感を与えました。そして事件の後編のエピソードでは、事件現場に脇田兼則が偶然居合わせたり、コナンが推理する手がかりをちらりと確認するような描写があります。寿司職人としてはあまりにも高すぎる観察力が当時話題となったそうです。

ラムの正体が判明する回:100巻

コナンのラムの正体が確定するのが100巻での回で、これまでの変装が解除され本来の姿が明らかになります。さらに片目が義眼であったことが明らかになったり、過去にふざけた名前という言葉が出た通り名前がアナグラムであったことなど伏線が全て回収され、読者にラムの正体が脇田兼則であったことが描かれているのです。しかしこの時点ではコナンたちにはまだバレておらず、ラムの正体はわかっていない状況のままとなります。

組織絡みでの登場回:101巻と102巻

黒ずくめの組織の動きに関与する形で脇田兼則が登場し、コナンが小五郎に連れられて寿司屋に訪れるシーンでは脇田兼則は組織の動向を確認していたのです。表向きでは明かされず読者にのみ不自然な行動として描かれます。

そして102巻では組織内での情報伝達や作戦に絡む描写があり、若狭留美がラム候補として怪しまれる中脇田兼則は裏で動いていました。そんな姿にラムの正体として徐々に存在感が強まっていきます。

コナンとの接触:104巻

これまではコナンとの直接的な絡みがなかったものの、104巻では事件や組織絡みの情報をコナンに直接または間接的に提供するような描写があります。観察・監視役としてだけでなく、組織のナンバー2としての立ち回りも目立っていくのです。

伏線としてはコナンが脇田兼則のわずかな動きに違和感を持つ描写が増えていき、コナンに疑惑が深まっていくのが描かれています。

伏線回収の真相

脇田兼則がラムであったことの伏線は正体が明らかになるまでに様々な形で張られており、読者は伏線と思われる言葉や行動に注目していました。コナンが判明している義眼の男という部分だけでなく、コナンへの関心の高さや異常に高い観察力などがあげられます。幹部とは思えないようなキャラや口調などもミスリードするための伏線であったと考えられるのです。

右目を眼帯で隠している

コナンのラムの正体としてあげられていた「片目が義眼らしい」という噂は脇田兼則が登場する前にあげられています。そのため読者は脇田兼則の初登場でただの新キャラではないと感じた人が多かったそうです。しかし初登場回では包丁で手元を誤って目を切ってしまったと説明しており、あまりにも自然な言い訳が逆に違和感を覚えてしまったのではないでしょうか。

明るく軽いキャラ

脇田兼則は登場回の度にひょっこりと顔を出すような軽いキャラとして描かれており、口調も軽妙でラムの冷酷な幹部とはかけ離れたイメージです。読者も脇田兼則のキャラクターとラムの特徴が合わないことから別人ではないかと推測していたそうですが、これは読者のミスリードを狙った明確なキャラクター付けであったことがのちにわかります。実際に正体が明らかになる少し前から徐々に裏の顔を匂わせるような表情なども描かれ、読者からは脇田兼則がラムで間違いないといわれるようになったそうです。

距離感が異常に近い

初登場した95巻の時点で脇田兼則はコナンに対し、強い興味を持っている描写があります。コナンの推理をじっくりと観察したり、小五郎弟子でありながら小五郎ではなくコナンの動きに視線を向けたり、コナンの些細な行動にも反応するのです。このような観察力は寿司職人にしては高すぎるのではないかという声が上がり、組織のスパイではないかという推測が上がっていました。

アナグラム

名探偵コナンでは幾度とアナグラムに注目されることがあり、初登場ではあまり気付きにくいですが脇田兼則の名前もアナグラムが関係していました。ラムがバーボンに送った「Time is money」という文章が当時話題になり、脇田兼則をアルファベットにして並べ替えると時は金なりという文章になるのです。このことからコナンのラムの正体が、脇田兼則であることが読者の間では話題になりました。

まとめ

今回はコナンのラムの正体について明らかになっている情報をもとに、伏線や登場回についても紹介していきました。物語も後半になってきている名探偵コナンは、黒ずくめの組織に関連するエピソードが増えてきています。コナンとしてはラムが脇田兼則であることはまだ明らかになっていないため、どちらが先に正体に気づくのかも読者の間では話題になっているようです。

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